オンラインカジノはイカサマされて勝てないのか?
オンラインカジノを初めてプレイした人がよく言う台詞
「これってパソコンだからいくらでもイカサマできるんじゃないの?」。
もちろん自分も例外ではなく、初めてプレイしたときは後ろで誰かが勝ち負けをコントロールできるようになっているんじゃないかと思っていました。
オンラインカジノのゲームは、すべてRNGというイカサマのできない完全にランダムにカードや結果を生み出す機能を持ってゲームの勝ち負けを判断しています。これは実はランドカジノ(ラスベガスなどの実物のカジノ)と一緒の技術で、スロットマシーンなどに導入されています。
さて、このRNGゲームエンジンが本当にイカサマできないものなのか、これがゲーム結果を判断する際にちゃんと使われているのか、というのが次の疑問点です。
オンラインカジノの運営をする運営会社は許可証(ライセンス)を取得しないといけないのですが、その運営会社へゲームソフトウェアを提供するゲームメーカーも同じくライセンスを取得する必要があります。これはオンラインカジノの運営許可証を発行している同じ国と地域が発行しています。
このライセンスを取得する際には、ゲームの作りや使用しているRNGエンジンが特殊の第三者監査機関の厳しいチェックを受け、さらにそのゲームエンジンに最高権限者以外アクセスできないなどの運営体制までチェックされます。
運営が開始されてからも、継続的に検査を受けて、実際の結果に怪しいところがないかなど調べられます。ソフトウェア会社はこのような監査結果を、外部にも公開することもあります。
ゲームや運営体制をチェックする監査機関
ゲームや運営体制をチェックする監査機関には、以下のような会社があります:
- eCOGRA:オンラインカジノに特化した監査サービスを提供している会社
- Technical Systems Testing(TST):世界的に著名な技術審査会社であり、オンラインカジノだけではなく、ランドカジノのゲームの審査も行っています。
- Price Water House Coopers:大手カジノはこちらのような世界的に有名な大企業が持つ監査会社を入れる場合もあります。
優良オンラインカジノ会社は、パソコンで行うゲームだからこそ、公平にゲームが行われていることをユーザーに証明し、ちゃんとアピールするためにライセンスと監査をしっかり行っています。
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