救急搬送、使えるスマホ 症状入力、受け入れ病院を検索

Pocket

t_OSK201308030011

 

熱中症患者の搬送など、1分1秒を争う救急の現場でスマートフォンやタブレットの活用が進んでいる。患者の症状を入力すると、受け入れ可能な病院のリストが瞬時に表示され、搬送時間の短縮につながる仕組みだ。

⇐救急スマホの情報の流れ

 

先月7日、大阪市住吉区で「9歳の女の子が頭痛を訴え、嘔吐(おうと)している」と通報があった。

t_OSK201308030010到着した大阪市消防局の救急隊員は専用スマートフォンのアプリで25種類の症状一覧から「激しい頭痛」を選択。年齢や性別を入力し、検索ボタンを押した。瞬時に病院の一覧が表示され、1分ほどで搬送先が決まった。女の子は熱中症と診断されて一時入院したが、回復した。「スマホだと全ての条件をクリアした病院を一瞬で表示してくれる」と隊員は説明する。

大阪市消防局が使う専用スマートフォンの画面。病院の状況に応じ、受け入れ可能かどうかを表示する。青丸は受け入れ可能。最上部の病院には赤丸が表示され、他の救急隊が患者を搬送中であることを示している。黄丸は診療中を示し、時間がたてば受け入れができるようになることを示す。右端は現場から病院までの距離。⇒ 

 

大阪市消防局が全60隊にスマホを配備したのは今年1月。全地球測位システム(GPS)機能をもとに府内248の救急病院の中から症状に合う病院が近い順に示される。他の救急隊が向かっていて患者の受け入れが難しければ赤丸が点灯。病院名にタッチすれば電話番号が表示される。

 

t_OSK201308030009

 

スマートフォンを扱う大阪市消防局の職員。操作が簡単で「機械に慣れていない年配の職員にも抵抗はない」=大阪市内


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)